atelier*

「 ただいま 」

- Jul 26, 2020

原稿を書き終えた。眠るという書き方をした。ベッドに仰向けになりアイフォンを胸に置いて目を閉じる。夢の入り口まで、しばらく泳いでいるとだんだんと見えてくる。見えてくるというより、近づいていくような、感覚。そこに。場所、でもない、空間、でもない、記憶、なのだろうか。でも確かにわかるのだ。そこに到達すれば、触れられる。大事な部分がある。あまりに大切なものたちだから、簡単には触れられないようになっている。眠りに落ちる直前の、最も柔らかくて、優しくて、暗くて温かいところに、それらは、集まっている。少し触れて、汲んで、戻る。目を開ける。画面に向かってポツポツと打つ。また、目を閉じる、繰り返し。締め切りを2分過ぎたが、滑り込みで間に合った。よかった。感動した。ここ数ヶ月の、大切な思い出たちが集っているところに、何度も触れた。ワープした。愛の洪水。愛の井戸。世界はきもちいね。生きていてうれしい。